
柚木さんの言葉が重く響くのは、
もう100年が経っているから。
染色家・柚木沙弥郎さんはインタビューの最後に「毎日、一生懸命やればいんだよ。それだけですよ」と言っていました。簡素ながら、柚木さんの歩んできた人生の重みと朴訥とした語り口が相まって、言葉が胸に沁み入るようでした。どんな言葉を話すのかより、誰がどうやって話すのかによって、言葉の意味や重みは変化します。新しく小学生となる子どもたち、そして親や祖父母に対してのメッセージを、貴重なインタビュー動画で受け止めてください。小学生の頃の柚木さんの写真も映っています。